2010年5月25日

『空豆』。

 長い間、在庫切れだった『空豆』を再発行する事に決めました。ただ問題点がいくつか。
1.版下が無くなっている。そして、写真データも数点行方不明。
2.表紙が『空豆~ふたつぶめ』と似てる<って順番から言ったら逆か。
3.p数が40pと中途半端。

 版下がなくなってるのは仕方が無いし、逆にあったとしても40pとそのまま使えないので、これ幸いと作り変えることにしました。それでも最初の40p弱は以前と同じ構成で作成し、残りの足らずページは、以前に載せれなかった写真や今回用に撮った写真を載せちゃうボーナストラックとして作成。
 実は既に作業に取り掛かっていて(前にも書いていましたがあれから更に手を入れました)、おおよそ95%は終了、残りも今週中に終える予定。これで秋の関西コミティアには新刊?が必ず一冊はあることになるのでした。
RIMG0198.jpg

2010年5月17日

関西コミティア36 お疲れ様でした。

何よりまずは告知を!


重要っ!
関西コミティア36にて『空豆~ふたつぶめ~』の昨年秋版を購入したのに違うものだった人へ。

 それは予備で置いてあった『空豆』(第1巻目)です。製本も今とは違い、すぐに壊れてしまうので、次回秋の関西コミティア37に持ってきてくだされば、正しい『空豆~ふたつぶめ~』に取り替えさせていただきます。っていうか、持ってきてくださいお願いします。あれは黒歴史的製本だったので全て回収したいくらいなのですよ。第1巻目『空豆』はこの秋に復刊させますから、それとの交換でもOKです。


 で、本文。
 当日はわがHK-倶楽部のスペースにお越し頂きありがとうございました。おかげさまで今までに無い本の配布冊数となりましてびっくりしております。といっても19冊程度ですが<規模はまだまだ小さいのですよ(笑)。
 でもそれだけ本が出るということはそれだけ人が来てくれたという事で、残念ながら購入されなかった方ともお話が出来たりしてとても楽しい時間を過ごせました。
 ということで、次の関西コミティア37も参加するぜーっ!
#いや、すでに当日「次回も参加してますからまた来てくださいね」って言いまくってますから私。


以下、反省点。
 新刊の『空豆・参 さんどまめ』が予想以上に出なかったのはやはり豆本に文章力の無い人間が書いた小説もどきは載せちゃ駄目ってことでしょうか。
 昼に当スペースに来られたおじさんは「私はここにある本を全部買ってる(どうやら1も購入されていたみたいでした)けど、今回の『空豆』は写真にキャプションを付けてるのが駄目だね。どうしてもそれに釣られてしまうから今まであったいいリズム感がなくなってる......」と、駄目出しされていかれました。これが全てじゃないと思いたいのですが、売り上げを見る限り、間違いじゃないのでしょうね。
 で、これは予想外だったのですが、『空豆~ふたつぶめ~』の伸びが非常に良かった事。関西コミティア36の始まった当初は、いつもながらのまったりした感じだったのですが、昼過ぎからぼちぼちと売れ出して2時半にはほとんど無くなり、最後には足りなくなっていました。
 それと、「これ(『空豆』)の1は無いのですか?」と聞いてくる人が何人もいたのには、びっくりして再販をしなかったことを悔やみました。新版での原稿は9割がた出来ていたのですよ。

続いて、嬉しかった事。
 ヒマしてる時に、ふと目に入った見本誌置き場にて、『空豆』を続けて読んでいた人(しかも美人さんだ!)が、おもむろに裏に張ってあるサークル情報を見るなり、ささーっと当スペースにやってきてくれたこと。そして「両方ください」と言ってくれたときには踊りそうになりましたとさ。
#その人が後で友人を連れてきてくれたのには思わず「ありがとうございます」って言ったのでした(笑)。
 そう言えば、来てくれた人の中で一人、「全部ください」と『空豆~ふたつぶめ~』 旧版と新版の両方を買っていったのには嬉しいを通り越してびっくりでした。「中身はほとんど一緒ですよ」と言ったのに......。

今後につなげる事。
・ペーパーが欲しいって始めて言われました。考えて見ましょう。
・世の中には空好き、電線が好きって人が以外に多い>今まで通りメインにしていきましょう。
・第1巻は復活する方向で作業する事。自分も持ってませんしね。



関西コミティア36 データ
※持っていった本。
『空豆~ふたつぶめ~』 新版 8冊
『空豆~ふたつぶめ~』 旧版 3冊
『空豆・参さんどまめ』 新刊17冊

※価格。
『空豆~ふたつぶめ~』 旧版:200円
『空豆~ふたつぶめ~』 新版:300円
『空豆・参さんどまめ』 新刊:300円


※売れた冊数
『空豆~ふたつぶめ~』 新版 8冊
『空豆~ふたつぶめ~』 旧版 4冊
『空豆・参さんどまめ』 新刊 7冊
#『空豆~ふたつぶめ~』の冊数が違うのは上記「重要っ!」で書かれている通りです。

※購入してくれた男女
男性6人
女性8人
#女性の方が可愛いもの好き?
#でも立ち読みだけで帰った人も女性が多かったような(苦笑)


 最後に。

 あー、本当に楽しかった(はーと)<はーとって書くなっ!(笑)。

2010年5月 6日

けやき通り。(なぐり書き)

 五月晴れのとても気持ちの良い日中、日差しに誘われるように、
「あのけやき通りを恋人と一緒に歩くのって何かいいと思いませんか?」
 教壇上に立つ高橋教授が遠くを見るような目をして呟いた。
「私が高校生だった頃の夢だったんですよね」

 講義中だというのにひとり語りに入ってしまうのは良くあることなのか、ほとんどの学生は気にもかけていない。まあ、それ以前に、一般教養の科目である。単位欲しさに出席してるだけで、話を聞いている者などほとんどいないのであろう。案の定、広い大講義室の前方はほぼ空席で、ほとんどが後方の席に座っている。

「私はその近所の高校に通っていたにもかかわらず、一度も無かったのですよ。恥ずかしながら」
 そう自嘲気味に笑う教授に、先生は勉強ばかりやっていたのでしょ?、という声を後ろで上げたのは、その高校のことを知ってる者であろう。というのも、そこは昔から有名な進学校だからだ。


「だからどうしたんですか?教授がどんなさみしい高校時代を送ろうが、私達には関係ありません」
 前の方に座り講義を受けていた数少ない学生の一人が視線も合わさずに言う。
「それより、それが今日の講義のつかみというなら、早くオチを言うなりして、すぐに講義に入ってください」
 よく通る声でばさりと切り捨てた。それを受けてすぐに、
「由紀子、それは先生に対して失礼なものの言い方だわ」
 と、その隣に座っている学生が穏やかにたしなめる。
 いい?、と指を立てて、
「先生の高校時代ってほら、男女七歳にして席をなんとやらだったからなのよ、ねえ?」
 教授を見つめながらにっこりして言う。
「平和な時代に生まれた幸せを噛みしめて有意義に過ごしなさいってありがたい話に違いないわ」
「この間の話じゃ、生まれは東京オリンピックって言ってたから、教授は四十代」
 由紀子と呼ばれた方の学生は隣に苦笑いを浮かべて言う。
「和美、あなたのほうが結構失礼だと思う。ま、別にどうでもいいけどね」

 顔を真っ赤にして俯いた和美とそ知らぬ振りの由紀子を見つめ、
「オチでもなく、私の夢だったのです、本当に」
 と、教授はにっこりと笑った。
「さて、では今日の家族社会学はテキストの三十四ページから始めましょう。......」

2010年5月 3日

関西コミティア36の参加案内が届きました。

HK-倶楽部のスペースNo.は「D-18」です。さーて、追い込みをかけていきましょうか。